普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

成長したのか、忖度されたのか

ついに…

冬が…

終わる…!!

今日は本当に暖かかった。なんなら少し暑いかなくらいの気温。これだ、これなのだよ、求めていたものは。本当に気候が穏やかになるだけで心の余裕が違う。しかしそれは生き物としてとても正しいことだろう。春の訪れが到来する度に「自分、生き物っす」と感じる。年齢を重ねてからよりその傾向は強くなったと言えるだろう。

そうは言っても今日は月曜日。仕事はきっちりある。在宅で仕事に勤しんだ。今日みたいな日、20代の頃だったら仕事をさぼってどこかに出掛けてしまっていただろうな。無頼にも程があるが結構そういう人間であった。歳を重ねるってひとに落ち着きと常識を施すものなのかもしれないですな。

そんなことは言っているが仕事中に急にエゴグラムのことで気になりはじめ、とりあえずやっとくかと久々にエゴグラムをやることにする。きっちり散漫である。

このエゴグラム、上記のような行動原理がふざけていた20代の頃にも実施してみたことがあるのだが、まあひどい結果であった。端的に言うとお前なんぞどの職場にも馴染めない社会不適合者だかんな、くらいのことは言われてたと思う。自分でもダメな人間である自覚はあったので「これからの人生どうすっか…」くらいのテンションにはなっていた。

しかし久しぶりにやってみたエゴグラム、なんだか悪くもない結果であった。そもそも良いとか悪いとかって話のものでもないのかもしれないけれど、言われていることが悪いことばかりでもないじゃないという感じだったのだ。もしかして、かつて素直に評価しすぎてひとびとを落ち込ませてきたエゴグラム氏が内容は同じようなことでも言葉を選ぶようになったのだろうか。お互い大人になったな。いずれにせよ以前と終わった後の気分がまったく異なる。「まあ、自分そういうとこあるよな」くらいのライトな気持ちで結果を受け止められた。

ちなみに結果は奔放で気まぐれだけど意外にまわりのひととうまくやっていけるようなそんな内容だった。ただし公務員や警察官、教師などの類は絶対に向かないとのこと。自覚しかない。

年月で自分が変わったのか、エゴグラムの表現の仕方が変わったのかはわからないがなんだか悪いことも言われていないので気分もよい。めでたいときはとんかつを食べるに限る。お昼ご飯はとんかつを買いに出かけた。

そうして帰ってきてプラ容器のとんかつをいざ食べようかと思ったが、さきほどのエゴグラムの結果を受けてか急に「ちゃんとしたい」という気持ちがむくむくと顔を出したためきちんとお皿に盛り付けて食べることとした。

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おー、きちんとした。ひとはエゴグラムで生活が丁寧になる。か、どうかはわからないがちゃんとしてるひとですよね?と思われているとそちらに自分を寄せに行くということはある話だろう。

春の陽気とエゴグラム、相乗効果で特に何も起こっていない月曜日がほんの少しだけ有意義になった。と考えられなくもない。という気分屋みたいなとこもきっちりエゴグラムで指摘されておりましたとさ。