普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

我が家の窓から見る鳥類の交々

家の窓から広くはない道を挟んで川が見える。護岸が整備されていて、川というより深い溝の底の部分を水が流れているといった様相だ。

そこにはカモが出勤してくる。だいたい同じサイズ感の同じくらいの数のカモが我が家の家の窓から見える位置でくつろいでいるのだ。朝一番で妻がよく確認することを日課としているようだ。

しかしそのカモたちが現れないようなのである。もしかしたら前の住人が餌付けなどをしていた都合で毎朝出勤してきていたけれど、僕らが住むようになりカーテンの隙間から毎朝チェックされるだけとなり、カモにとってうまみがなくなったので愛想をつかされたのかもしれない。渋客ですまんな。

カモ自身で餌を調達できるのがベストではあるのだろうけど、生きるというだけであれびひとからほどこされてでもお腹がいっぱいになるというのはある意味正しい。プライドではおなかはふくれない。奢られてなんぼである。カモから生きる強さを学んだ気分だ。

しかしその手の話で他に群を抜いているのはやはりハトであろうと思う。駅前などに群生しているのをみると、やけにぽっちゃり…というかもう肥満といえるハトがいることがある。

都市部に棲息しているとはいえ曲がりなりにも自然界を生きている存在が太れるってそうとうにすごいことなのではないだろうか。もちろん自分で餌を調達することなくパン屑でも与えられ、あまつさえ無遠慮に適量以上をついばむのだろう。そして丸くなって休む。そりゃ太る。力士のやり方だぞ、それ。力士は無遠慮ってことはないでしょうけども。

犬猫などはともかくとして、半野生で過ごしている鳥類が太るというのは健全さのかけらもない。聞くところによるとディズニーのチュロス売り場の足元には多数のスズメがおり、そのスズメはすべからく肥満であるらしい。ほぼ球体といえるほどなのだとか。絶対循環器わるくしてると思う。というかそもそもそんなになってしまって飛べるのだろうか。鳥が飛ぶメカニズムって骨を軽くしてとかあったと思う。骨まで軽くしてるのに肉で増やしちゃったら飛ぶどころではないだろうに。これに関して一度現場で確認してみよう。

ちなみに、家から見える風景には護岸のへりにハトのつがいもよく見る。片方は白いハト、もう片方は普通の灰色のハト。数日間連続で見かけ、そのたびに今の民放では放送できないんじゃないかな、くらいにいちゃついていた。

そこで思ったのが、白いハトはおそらく同じハトではあると思うのだけど、もう片方のハト、僕らには見分けがつかないので毎回違うハトかもしれないのだ。そうだとしたらあいつコマしまくってるな。性別すらしらんけど。

ハトの貞操事情にまで介入している状態がどういう状態かというと暇だということなのだ。鳥類のプライドや貞操などに思考のリソースを注ぎ続けるのはさすがに不毛である。

そういった理由から明日は免許取得後、初運転をしてくることとなった。まじもうめちゃくちゃ不安。自転車とか歩行者とかきっちり歩道にいてほしい。(自転車はほんとは車道だけど)今日も職場近くの道路でなぜか頑なに車道を歩き続ける中年女性がおり、理解ができなかった。しばらく観察して、あまりにも歩道にいかないので「え…?もしかしてこのひと車なの…?」と思ったくらいだ。ミステリアスすぎる。

明日のドライブにはぜひ謎車両女性は現れないでいただきたい。

もうなんだか今日は与太話でしかないことしか書いてない。が、それもまた一興。全国のおじさんの脳内ではこんなことが考えられているのだよと暇おじさんの脳みそを一般化したところで鳥関連の写真でも。アディオス!

この写真から最近カモを見なくなった理由がわかるかもしれないね。

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