普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

おはぎと彼岸と都市伝説

またあの世へのゲートが開いている。

今年は9/20〜9/26の期間らしい。

なにかと言ったらお彼岸だ。3月のお彼岸のときにお彼岸とは、と調べてみたらどうもそういう考え方もあるらしいということが判明した。

太陽が真東から登り真西に沈み、昼と夜の長さが等しくなることで真ん中のあたりでパカっと彼岸への扉が開くということなので、なんかいろいろやって磁力でぷかっと浮かせるリニアモーターカーの線路?との隙間もこの際彼岸への入り口でいいんじゃないかなと思っている。次世代の彼岸への入り口だ。

春のお彼岸の行事食はぼた餅だったのだけど、秋のお彼岸はおはぎが行事食となる。食べ物の内容としては一緒なので、ぼた餅としていまいち人気が出なかったものをおはぎとして再度売り出してみよう!という背景があったのかもしれない。それを毎年繰り返していくうちにどっちも良いじゃないかと言うことになり定着したということであれば、ぼた餅とおはぎは池畑慎之介とピーターのような関係と同等だ。

今回食べたおはぎがこちら。

f:id:takian2000:20210922181231j:image

食べる前から食べ残しのような写真になってしまった。大きめのお皿にちょこんと盛るという盛り付けの鉄板テクニックをもってしてもおはぎの朴訥さの前にはその小細工は無意味であった。

ではと色味を少し変えてみようと試してみたのがこちら。

f:id:takian2000:20210922181436j:image

皿の色のせいか儀式っぽさが増した。そして影の濃さ文豪の後ろ姿っぽさもある。が、ここでいうおはぎは明らかに供物であろう。考えてもみれば彼岸のゲートを開く時期で門番だって必要だろう。無償じゃやってられないだろうから現物支給くらいはあってもよいのかもしれない。こちらの写真を公式おはぎ写真にしていこう。

この彼岸の話も仏教の話ということでわりと浸透しているし、なんならちょっとありがたい話としても扱われたりというのはあるのかもしれないけれど、ざっくりとした内容としてはわりと都市伝説っぽさも感じるような話である。部屋の四隅にひとを立たせて順番にタッチしていくアレとかに似ていなくもない。

都市伝説というところから少し無理やりつなげてしまうと、最近はコロナ禍の不安を払拭するためなのか、いわゆる陰謀論的なものが以前よりも広まっているらしい。

コロナは茶番というのもそのひとつのようだ。正直なところ茶番であってくれたほうが良いのだけど、残念ながら知人友人に罹患者は存在するし、茶番でなかったときのリスクを考えて行動する方が今のところ安全なので僕はコロナは有る派に属している。

そのほか失った四肢までもが再生するような万能医療機器のリリースが近い(9月中らしい)とか、地底人を雷で退治してるとか、夢のある話が盛りだくさんなのだけど、そういった思想にのめり込む方々というのは総じて「闇の政府が秘匿していた真実を知ることができた!」というのですな。

いやまあそれはよかったですねというところではあるのだけど、これまで世の中の摂理を曲げてまで世界を動かしてきた組織の漏れてはいけない情報を(無防備なインターネットで)掴んでしまえることのすごさもさるごとながら、知ってしまったひとが泳がされているのがむしろ怖さすら感じる。極秘情報が漏れようものなら戸籍ごと消して生きた証すら残さないくらいに秘密を守るのではないのかなと思うのだ。今流れている情報はおとりなんだろうか。

だとしたらもう一波乱あるのだろうから関係者各位には今後の動きを注視していただきたいところ。

 

後半お彼岸とかおはぎ全然関係なくなってしまったな。ここはひとつの話題にまとめてしまうか。

 

漆黒のおはぎの中に闇の政府が存在し、お彼岸を迎えるとそのおはぎは次元単位装置を搭載した高機能飛翔体となる。装置を使用しあの世へのゲートを開き、「秘密を知るもの」をあの世へと送りこむ。「あの世」と呼ばれるそこは安堵しかないユートピアだったのだ!

でも食べ物はおはぎしかない。

 

よし、まとまった!