普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

カップヌードルベストシチュエーション選手権

ベストなタイミング食べることでその食べ物がもつポテンシャルを最大限に、いやむしろ限界以上に引き出すことが出来る食べ物がある。

それがカップヌードルだ。断言する。

ほら、もう皆さんそれぞれのカップヌードルを食べるベストシチュエーションが思い浮かべてるでしょ。そういうことなんです。

ついこのあいだ、Twitterでカレーヌードルを食べると真夏の公営プールのプールサイドを思い出すというツイートをみて、「がー!!それじゃー!!」といいねボタンをねっとり長押しする(意味はない)ということがあった。

それどころか真夏のこどもの国(公園)のプールサイドでカレーヌードルを食べて食べ残したスープの中にメロンソーダを混ぜ、それを飲んで悶絶した記憶までよみがえった。

そういったレジャー施設で自販機からカップヌードルを買い、遊びの途中に食べるカップヌードルが異常なまでに美味なのだ。自販機から取り出せる半分に折れた状態のものをのばして使うあのフォークでね。

プールが一番なのだけど、次点としてスケート場もまたよい。この場合は低気温というブースターがかかるところが評価ポイントだろう。

補足として、僕はカレーヌードル原理主義過激派なので上記についてはカレーヌードル以外は認められないアクティビティだ。

今日はプールでもスケート場でもなく自宅でではあったがベストコンディションカップヌードルチャンスが訪れた。

なにせ昨日の段階から今日のお昼ご飯はカップヌードルを食べると心に決めていたのだ。その決意はブレることなく継続し、ベストな量のお湯を注ぎ、出来上がりを待つ時間まで当然ベストであり続けた。

ふがふがとカップヌードルに熱視線を送っていてはたと気づく。

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あれ、フタをとめるツメ、ふたつある。

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しかもなんかカバーしきれてなくないですか、これは。思えばフタを止めるシールが付いてなかったな。あれもいつのまにかつき始めたけど知らない間に引退してたんだな。勤め先の会社の業務効率化で発生する意見活性化といまいち定着しなくてそのフェイドアウトを見るようで他人事とも思えない。ここではきちんとこれまでの頑張りを労おう。お疲れ様でした。フタ止めシール氏。はがしおわったあとなんか雑に容器の横に貼ってたの、ごめん。

そうこうしているうちに待ち時間も満ちた。さあ、食べよう

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こんちは。

おもねってますなー。事情に詳しくないのだけど最近のマスコット的存在なんだろうか。せっかく挨拶してくれたのであえてフタははがさず対面でカップヌードルを平らげた。

 

まずカレーヌードルじゃないんかという部分、あるでしょう。そこが今回のベトコン(ベストコンディション)ヌードルのポイントなのだ。

天気の良い気候の落ち着いた静かな自宅。前日から待ちわびていたシーフードヌードルを食べるというのが新たなカップヌードル限界突破シチュエーションに追加されたということだ。

これは天気の良い秋の日に学校を早退してメタルを爆音で聴きながら部屋の模様替えをするくらいの威力はあった。

シーフードヌードル、やるじゃないか。カレーヌードル原理主義ではあったけど、対立の雪解けも近い。

 

次はトマトチリのベトコンを是非探し当てていきたい。というかいろいろなひとのカップヌードルベストシチュエーションって聞いてみたいなと思うのでした。