普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

シニアの新職場(そうめん担当)

7月が終わろうとしている事実に驚愕しながら思い出した。「7月の行事食、食べてないな」と。

ちなみに7月の行事食は…

7月7日 七夕 そうめん

7月15日 お盆 精進料理、白玉団子、そうめん、型菓子

7月28日 土用の丑の日 うなぎ、土用餅、土用しじみ、うのつく食べ物

ということであるとの由。

お盆に関しては8月もまるまる同じ献立の行事食があるようで、そもそも我が家のお盆は7月ではなく8月ということでこれまで運用されてきたので上記をいただくのは8月でよいかということにする。

土用の丑の日は明後日なのでとりあえずはこれから考える。

問題はとうに過ぎてしまった七夕のそうめんである。そうめんくらいであればちょいちょいと買ってきてすぐに用意可能な献立であるのになぜ未達であったかといえば、それにはきちんと理由があった。

そうめんを良い感じに盛り付けることのできる食器がなかったからということにつきる。

せっかく行事食を食べたら写真を撮りたいし、それを当ブログにアップしたいという思いがある。そうなってくるといわゆる「映え」というものが気になってくる。我が家にはそれに耐えうる食器がなかったのだ。

しかし、昨日ついに手に入れた。こちらをご覧いただこう。

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たぶんみなさんが想像していたものとは違うかもしれない。でも僕ら夫婦はこれこそがそうめんにベストマッチの皿であると感じたのだ。緑に映える純白、最高じゃないか。良いものを購入した。

ちなみにこのお皿、そう高価なものではないが、アメリカンビンテージのお皿であるらしいことを後から知った。先日のランプに続いて1950年代生まれらしい。短くない人生(皿生)の中でそうめんを盛られたことはおそらくないだろうな。

歳を重ねてからのその仕打ちに面食らっているかもしれないが、うちにやってきたのが運の尽き。これからは今までのようにはいかないぞ。と、あとで懲らしめられそうな対応をしてしまっているけれども大事に使っていきたい所存です。

 

話を少し戻して七夕についてだが、そうめんを食べるというのは機織りの糸をイメージしてというのが由来であるらしい。わかりやすい喩えで安心感がある。

そして、七夕といえば織姫と彦星の年に1回の逢瀬が取り上げられがちだが、どうしてそうなったのかまでを知っているひとというのはどれほどいるのだろうか。正直なところ僕もあんまりしらなかったのだけど、ざっくりいえば元々は普通の婚姻関係を結んでいたが、度のすぎるイチャつきに親御さんに引き離されてしまったとのこと。

結婚前まではお互いに自分の仕事を責任感をもってこなしていたのに結婚したとたんに仕事に身が入らなくなったそうだ。

なんだか上京したてのはじめて交際を経験する大学生カップルのようではないか。互いの家に入り浸り、学校にも行かなくなり単位を落とす。そりゃ親御さんも悲しみ怒りますわな。

それでも年に1回会ってもいいよって言ってくれるのだから本当はふたりには幸せになってほしいと思っていると思うのよ、親御さんも。

いつか自制心がきくようになったころ、織姫と彦星には節度ある夫婦生活送ってもらいたい。

 

七夕については7月中滑り込みで達成ということにしてしまおうかと思う。これくらいゆるくやってこその僕の行事食計画だ。

そして7月残すところの土用の丑の日。うなぎも食べたいと思っていつつ、うのつく食べ物をどうしようかと考えているが、これはもう僕のなかではガチガチの一択だ。

ウェンディーズ。これしかない。

またこれについてはご報告します。

ごきげんよう