普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

本文と全然関係ない写真は貴族のとんこつスープです

たしか梅雨入りしたと聞いたような気がするのだけど、なんだかんだとそんなに雨が降っていないような気がする。外出するときに雨に降られなければそれでよいので適宜おしめりを作り出してバランスよくやっていただきたい。

土日は雨の予報で教習所行くのが面倒だなと感じていたが、前述の通り絶妙に雨を逃れることができたので機嫌良くお免許教習に向かうことができた。

だが、雨に関しては問題はクリア出来たのだが、別の問題が発生していた。

土曜の朝のお通じが驚異的な硬度を叩き出したため、関係各所が悲鳴をあげたのだ。僕の設備に対して完全にオーバースペックなものが通過し、土日はずっと事あるごとに小股を意識し過ごした。

教習中にブレーキを強く踏みすぎてがくんと車が揺れるたびに下半身に力がはいり、そのたびに痛みがはしる。ちょっと椅子系の拷問ぽさがあった。

今後、ちくわにきゅうりをつめるような真似はしないであげようと心に誓った。

技能教習も数回通っているのだけど、週に一度しかいかないので前回の感覚をすぐ忘れてしまう。特にブレーキの感じとか。

バンドやっていたときにツアーで福岡まで車で行った際、ほぼペーパードライバーにも運転を任せていたのだけど、今思えばぞっとするような出来事だ。若さとはおそろしい。ほんと、死なないでよかった。

あと先輩バンドのツアー車はパワステがきいていなかったらしい。エンジンのついたトロッコかなんかかという仕様である。みんななかなかにして無茶をしていたな。

週末のトピック(と言えるほどでもない)としてはやはり教習所であり、それ以外に何をしていたかといえば海外ドラマのマッドメンというドラマをひたすら見ていた。60年代の広告業界を描いたもので、今と価値観も作法も色々違ってそこの部分を見るだけでもおもしろい。

昔は男女とものにたばこをいつでもどこでも吸い、オフィスではなにかあるたびに、ときにはなにもなくてもお茶を飲むくらいの感覚でウイスキーなどを飲んでいる。まったくもってすごい話だ。でもその浮かれた感じ、ちょっと憧れてしまう気持ちなくはない。僕はたぶんお酒飲みながら仕事できるタイプではないけれども。

などと言っている今の生活も50年ほどあとの時代になれば「こんなの信じられない…!」くらいのことも出てくるのだろう。

例えば東京オリンピックのことだってそうだ。これまでこんなに開催が歓迎されないオリンピックがあっただろうか。たぶん歴史の教科書に載るレベルのやつだと思う。それを目の当たりにできているというのはある意味ではお得なのかもしれない。この先もオリンピックというものに対しての見方も変わってしまいそうだし。なににしろ、今回のスベリンピックの行方は注目してするところではある。

 

あれこれと雑感を書き連ねてしまったので、今日の写真についてもとっちらかったものを。

f:id:takian2000:20210621185711j:image

ミルクティーに見えるだろう。

が、しかし真実はこうだ。

f:id:takian2000:20210621185854j:image

とんこつラーメンのスープである。よく見ると脂とか浮いている。

真面目に教習所通っている反面、こういった生産性ゼロの行動を起こすことによって自分というものを保っていたのだ。

うそ。完全な出来心です。でもなんだかどことなくボードレールと詩の世界のような話である。蝙蝠傘と分娩台の出会い的な。

こういうところから新たなひらめきは生まれるかもしれないので次はこのカップに肉じゃがでもそそいだろうかと思います。