普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

数字がわかるだけで頑張れるのだから我ながらちょろい

今年に入ってから筋トレをするようになった。

とはいってもニンテンドーSwitchによるフィットボクシングとリングフィットアドベンチャーによるものではあるのどけれども。それでもなにもやらないよりはるかにマシだ。

ここ一年、本当に出歩くことが減ったし、仕事も家でということも多かったので、如実に身体がたるんできたということを看過できなくなっての一念発起である。おっさんだからこその美意識みたいなのって必要だと思う。

ちなみにリングフィットは去年の夏に手に入れていたのだけどサボり倒していた。リングコンは壁に掛かっている謎の輪っかとして我が家の室内をにぎやかしていたが、晴れてこのたび筋トレグッズとして舞い戻ってきたのだ。

と、結構やってます感を出しているが、イマイチ効果を感じることができていないというのが実情ではある。やり方が悪いのか、やっている量が足りないのか。

だいたいこういうのは3ヶ月は続けないと効果が出てこないみたいなことを聞いたような気がするのでそろころ効果出るころなのでは?と思いたいところなのだけど、先月半ばから今月前半にかけて筋トレを中止していたのだ。結果が出そうな頃に頓挫というなんともやる気をそがれるパターンである。

中止の原因はすっころんで肩を強打したり、ブログにも書いた蜂窩織炎だったり。蜂窩織炎のせいでまだ脚はちょっと痛い。その影響でボクシングのほうはまだ再開できていない。いっちょまえにね、ステップなんぞ踏むので脚の痛みがあると普通につらいのよ。

強打した肩は無事完治したのでリングフィットだけ再開しはじめたところなのだけど、これまでの「ただやるだけ」だと継続していくのも難しくなってきそうかなと感じ、新アイテムを導入した。

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タニタの体組成計だ。my new gear!!って感じの見た目である。おらが家に未来がきた。

体脂肪やBMIが測れるのはもちろんのこと、他にも様々な数値を測ることが可能だ。なかでも購入の決め手となったのは「筋質点数」という値が測れるというところであった。

文字通り筋肉の質のことらしい。筋肉そのものはついていなくても筋質自体はあがり、筋質があがることによって筋肉もつきやすくなるという。そして筋質は筋肉量よりも変化しやすいらしいので「やってる感」を感じやすくなるということだ。

よし、いいじゃないか、いよいよ腹が割れる日がくるのかと思い、初の計測を行ったところ、筋質点数は43であった。

ほほう、と判定表に照らし合わせたところ60代標準との判定。

………うん。

まだ筋トレ再開し始めたばかりだし!

1ヶ月弱筋トレお休みしてたし!!

筋質は変化しやすいっていうしぃ!!!

自分を鼓舞しないと心折れてしまい、せっかくの新アイテムがただの高い金出して買った体重計になってしまうのでポジティプにいこうと思う。

実際この先少しずつでも筋質が上がっていけば筋肉量も変化がでてくるであろうし、モチベーションもあがって更なる筋トレなどしだすかもしれない。

昔ダイエット(今より10kg以上あった)してたときもそうだったのだけど数字で効果を実感できるというのは非常に大切なことだ。

あのときも数百グラムずつとはいえ体重が減っていき、効果が出ているのだと感じることで継続して成果をだしたのだから、筋肉も数値で実感することで結果をだしていこう。

ちなみにダイエット方法は食事に注力したものだった。とにかく動きたくなかったのだ。なまけてダイエットをしたいという思いから唐辛子入りのおかゆ(味付けなし)という文化レベルの低いものを食べたり、おなかがふくらめばよいかと極限まで薄めたワカメスープをがぶがぶ飲んだりしていたのだから今考えるとなまけることに気合いはいってるなという感じである。

筋トレに関してはなまけは禁物なのであのころの気合いは通用しない。

この夏、割れた腹筋であみだくじしてやるぜ!