ずいぶんとよく寝ていたようで妻が出社したのに気づかなかった。正確には妻は家を出る前に僕に声をかけたらしいのだけど、かなり寝ぼけたリアクションであったとのことだ。
今日ものそのそと起きだして在宅勤務を開始した。それなりに仕事をこなしながらも、どうもいまいちすっきりしないので、よし、いっちょシャワーでも浴びたろということでシャワーを浴びた。出社しているときだってお茶休憩とかするのだし、休憩の選択肢としてシャワーがあってもよいだろう。会社にはシャワーがないだけだ。あったら浴びる。
とはいえ、長々とというわけにもいかないので少し急ぎめでシャワーを浴び終わり、パンツをはいたところで仕事の電話が鳴った。
仕事の電話だ。当然電話には出る。たとえパンイチでも。電話に出てしばらくふつうに仕事の話をし、電話を切ってパンイチのまま電話を持つ自分の姿が鏡にうつったのを見たとき
「テレワーク時代の到来だな」
そう強く思ったのであった。他のどのタイミングよりもパンイチ電話でそれを感じるとは。
まあでも結局はこういうことなんですよ。やることをきちんとやっていればどんな格好していたって構わないでしょうと。なんなら全裸でもいいでしょうよと。そしてこれは詭弁なんじゃないのかと。そうですよね、詭弁ですよね。ふつうに服は着た方がいい。
自分が電話してて相手がパンイチで電話してるのがわかったらなんかよくわからない種類の嫌な気持ちになるものな。
それにしても、とらえようによっては変態とかフェチの香りのする行為だ。自分が服を着ていないのに大真面目に仕事の話をしている電話の相手は服を着ていないことなどつゆ程も知らない。ひとによってはこのシチュエーションにどハマりするひといるんじゃないだろうか。
誰もいないオフィスのデスクのうえで寝るとか、観覧車でうえの方にいるとき下半身だけ裸とかそういう系の背徳感によって気持ちが奮い立つやつだ。念のため言っておくと僕は両方ともやってないし、今日もパンイチ電話中、興奮もしていないということは強く主張しておきたい。
パンイチ電話のあとはきちんと服を着て業務を淡々とこなした。家での仕事って静かで快適なのだ集中しやすい。静かすぎて隣の家の大正琴の練習の音が聞こえてくるぐらいだ。聞こえてくる音色が大正琴というのが実にちょうどよい。平和に暮らしているなという気持ちになる。
いつも水戸黄門とかそんな感じの曲を練習しているようなのだけど、そのうちこれを弾いてほしい
やるわけないけども。
でも絶対大正琴にあう曲だと思う。自分が大正琴はじめたらいいのかな。この曲弾くために。
値段はどんなものかと調べてみたら35,000円くらいだった。日本直販のやつで。テレビショッピングで大正琴売ってるのとか目にうかぶなー。そして楽器で言ったら安い部類だ。あとひと押し何かあったら買ってしまいそうだ。
昭和歌謡とかじゃない大正琴で弾いたらよさそうな曲があれば教えてください。それを決め手にしてかうかもしれない。
そんなことで午前中は過ぎ、お昼である。最近お昼が近づいてくると何を食べたらいいかわからなくてそわそわしてしまう。
悩んだ末に今日はとんかつとした。
昨日出社時にとんかつを食べようとしたらあまりに混んでいて列までできていたのでもやもやしたものが残っていたのだ。
最近なんだかあげる写真もあまりないのでこれから先なんもないときはお昼ご飯あげとこうかなと思っている。OLブログか。いや、ごめんなさい。そういう意味じゃないです。
なので題名と写真関係なさそうだだなと思ったら写真なかったんだなと思ってください。
あちこち話がとんでしまったけれども仕事中は服を着て、大正琴は日本直販で買おうというそういうお話でよかったですか?
ええ、そうですか。それならなにより。