普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

どこでもドア設置に関する諸問題について

ドラえもんといえば誰もが知る作品であり、作中に出てくるひみつ道具は多くのひとが憧れたものであろう。

ひみつ道具のなかでひとつもらえるとしたらなにが欲しい?というのはドラえもん関連の話題のなかでもベタにもほどがあるほどにベタな話題だ。

そして結構な票数を集めるのがどこでもドアであると思う。かく言う僕だってどこでもドアは欲しい。移動にかかる時間を省略できるし、そのおかげでストレスも軽減されるだろう。

ただ、それはあくまでも通勤などの日々のルーティンとしての移動に対するものであって、旅行などであるとどうであろうか。

旅行は移動もエンターテイメントの一部であると個人的には感じているので、たとえどこでもドアが流通する世の中になったとしても、僕は列車に乗り、船や飛行機にも乗るだろう。飛行機乗った事ないけどな。

むしろ交通機関というものは移動の手段ではなく、旅の情緒そのものになっていく可能性が大いにあり得る。一瞬で目的地に到着できる手段があったうえで、旅のオプションとしての交通機関での移動。

そういった情緒的な部分は気になるところではあるが、結局のところ旅行者本人の希望に左右されるのでどちらか好きな方を選べば良い話ではある。

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どこでもとまで景気良いこと言えないけどちょっと離れたところまでいくには便利ドア。

 

それよりも気になったのが実際にどこでもドアがあった場合、法令をかなり厳密に整備しないとあっという間に世紀末シティが出来上がってしまうだろうなというころだ。

例えば、自宅にドアの設置があり、最寄りの駅にドアを利用して行きたいとする。ドラえもんのアニメを見る限り、駅にいきなりドアが現れてドアからひとがでてくるというわけだ。

公共の場所、施設にいきなりドアをだすということは現在の感覚からいうと絶対に怒られる。侵入禁止の道路に車が入ったくらいの怒られ度合いか。

公共の場所にドアを出すのは許認可制となり、設置場所についても厳しく審査ののち、申請が受理されやっとドアの設置、利用を認められるくらいの厳しさは必要だろう。そのうえ届け出ている場所からずれてドアが出されたら即許可取り消しという厳しさ。

これ、もうどこでもドアじゃないな。スペックとしてはどこでも行けるけど諸般の事情で移動がショートカットできるドアだな。

上記のような扱いでどこでもドアの商品名で販売したら景品表示法あたりに抵触するかもしれない。CMを流せばJAROが黙ってない。

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こんな設置条件は言語道断だ。

 

夢のある話の夢の部分をごっそりはたき落とすような話になってしまったけれども、有名な作品の夢のあるものだけにこの手の話題はつきないものである。

どこかで見た話で、実際にタケコプターをあの使い方したら首がねじ切れるそうな。恐ろしい。拷問道具じゃないか。その上ねじ切れた首は空高く舞い上がるのだから儀式的ですらある。

 

うーん…野暮とはまさにこのこと。

 

こんな大人になってしまったねえ。

どうだいおまえさんは。

夢をみることを忘れちゃあいけないぜ。

そんじゃな!