普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

ジャブ(小豆)フック(小豆)ストレート(こってり味噌)

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これ、前々回の小正月のときにのせた写真だと思うだろう。

それが違うのだ。これは二十日正月の小豆粥だ。小豆粥はおいしいけれど、なんでまた1週間とあけずにまったく同じ食べ物をぶつけてくるのか。

ちなみに小正月の小豆粥はこれだ。

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同じだ。

両方とも妻に作ってもらったのだけど再現性高いな。これはもうレパートリーに加わったといっても過言ではないだろう。料理レパートリーに小豆粥がはいっているひとなどなかなかおるまいて。

そんな小豆粥ウィークを作り出す二十日正月。どういう日なのかといえば、正月のグランドフィナーレということらしい。ひとまずここで正月はおしまい。日常に戻りたまえということのようだ。

それを小豆粥2連続で締めるとは。これが侘び寂びというやつだろうか。じゃあお前なら何がいいんだと言われたらバーガーキングとウエンディーズだ。

小正月バーガーキング二十日正月にウエンディーズだ。最高ではないか。二十日正月にはチリビーンズだってつけてしまおう。考えてみればチリビーンズは南米風小豆粥みたいなものじゃないか。意外なところでつながったな。

西武新宿駅新宿駅、東京駅の中央線ホームと京葉線ホームくらいには近所の関係であろう。

とはいえ、初めて小豆粥に触れ、そのおいしさに気づけたので1月の行事食納めとしてはふさわしかったのかもしれない。そして作ってくれた妻に感謝だ。

次の行事食はもう2月で、節分なので恵方巻きだ。華やか。

 

小豆粥の優しいおいしさに目覚めつつも、それそれ。やはりがつんとしたものだって食べたい。

以前から気になっていた近所の人気ラーメン屋に今日初めて行ってきた。この界隈では押さえておくべき、というのがラーメン通の常識らしい。僕はラーメン通ではないけれども、そこまで言われていてなおかつ近所にあるのなら、やはり一度は食べてみたくもなる。

週末に街中を散歩していると確かに列ができているのを見かける。それを考えると平日、しかもオープン直後なら行けるのではと考えタイミングを見計らっていたのだ。

おあつらえむきに今日は在宅勤務。勤め先は休憩に入る時間が少し早いのでそれもちょうど良い。好条件が揃っている。

オープンに合わせていくつもりが少し遅れてしまったけれども、オープン10分後くらいにはもう列ができていた。なんと。

しかしおなかはもうラーメンのおなかだ。列の人数自体はそこまで多くないので結局並ぶことにした。

実はこの店、人生初めて行列に並んで食べたラーメン屋の系列なのだという。こちらの方が先にできているお店だけど。

なのでまた長時間並ぶことになってしまうのではという懸念もあったが、意外に早く入店できた。そして麺は太麺であるのに提供時間がものすごく早かった。たぶんひとをさばくのに慣れていてノウハウがあるんだろうな。

と、まあ優勝間違いなしのMENがこちら。

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期待通りのおいしさだった。こってり味噌だけどしつこくはない。夢中で食べて、食べ終わったあとはいいもの食べたなーと幸福感に包まれた。

それにしてもまさか仕事中の昼休みに家の近所のラーメン屋に並んでラーメンを食べる日がくるとは。少しも予想できなかった。こうなってくるとこの先ちょっとくらい馬鹿げた出来事なら平気で起こってもおかしくない。

全ての業務時間がフレックスになるとか。困ったり便利だったりすごそう。

大規模に行うのはさすがに無理でもでも小さなコミュニティ内なら全くなしという方法でもないかもしれない。そういう意味で日本国内に独立国家濫立とかね。

そうなったら透析どころじゃないかもしもしれない。それを考えると今で満足しておけということか。