最近なんでもかんでもハラスメントとして扱う傾向があるようである。セクハラ、パワハラ、モラハラなどは社会通念上、問題であるというのは理解できるのでハラスメント防止を啓蒙していくことは大事なことだろうと思う。
しかし、キメハラだのあのあたりまでいくとどうなのだかというのが正直なところだ。
それはまあ、鬼滅の刃にハマりすぎているひとから強制的に鬼滅の刃を知ることをすすめられたり、見てないことについてとやかく言われるのはうっとうしいことだろう。でもあくまでもうっとうしいというだけである。そんなもの放っておけばよいのだ。それをハラスメントといちいち言い出したら騒ぎ立てることそのものもとりようによってはハラスメントになってしまうのではないだろうか。人気の作品見てないことをとやかくいわれたくないハラだ。
世にはびこるハラスメントだけの傾向ではないと思うのだけど、最近自分が嫌な思いをしたらとりあえず大声をあげて主語を大きくして主張するということが多くなっているように思える。SNSではその傾向がより顕著なのかもしれない。
それがプラスにはたらくことももちろんあるのだろうけど、僕から見える範囲の大概はゴネ得狙いに思えてしまう。
声をあげ、本当に変えないといけない主張のあるひとほど自分の発言を熟慮して発言しているゆえに瞬発力にかけてしまうのか。
こうしてここで語っていることも結局分母を大きくしてぶつぶつ言っているだけなのであんまり変わらないと言われてしまったらそれまでだ。浅薄ですまんことです。
ちなみにキメハラとはじめて聞いたとき、違法薬物関連の新しい言葉と信じて疑っていなかったことをここにご報告しておきます。
ばっきばきにキマったひとに絡まれる、もしくは薬物摂取を強要されるなどがイメージするキメハラといえるだろう。ふつうにありそうな話だけどそれこそハラスメントとして名付けられていないのだろうか。
ちなみに鬼滅の刃については話の内容を1ミリも知らないけれど、さすがにあれだけメディアその他各所に露出があればキャラクターは見かけるし、覚えているキャラもいる。なんか猿ぐつわみたいなのを常にくわえさせられている女の子、パイマン(東野幸治)を思い出すなと思っている。言ってしまえばSMグッズ的なアレなのどけど。きっと深い事情があるのでしょうな。そうじゃなきゃ少年誌であの風体で通さないものな。というか少年誌(ジャンプ?)であってるのかどうかも曖昧なほどに本当になにも知らないのだ。これはこれで自分のアンテナに問題があるような気さえしてくる。
でもなにかのきっかけで作品を知ることになったらコロっと鬼滅の刃サイコーとか言い出すタイプではあるので、そのあたりは軽薄に世を渡り歩いていきたい所存。
でも今は攻殻機動隊に夢中だ。タチコマが可愛すぎる。フォルムが虫というか蜘蛛っぽさがあるのにかわいいとはこれいかに。
攻殻機動隊見てないなんて人生半分損してるだろう。
と、ハラスメント締めで終了です。