普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

パンチョスアミーゴドリスコル

最近もう本当にお酒に対しての向き合い方を変えていかなければいけないのかなと思いはじめている。

今までの飲み方だと眠くなって記憶は曖昧だし、次の日は二日酔いで眠くてたまらず食欲もあまりなしいしで総合的にみて楽しいことよりつらいことの方が多くなってきているのではないかなと思うのだ。

飲まない、ということではなく、飲み方を改善できるのがベストではあるのだけど、なかなかこれが難しい。こういうこと言いだすといよいよだなという感じがしてきて危機感を感じる。

あれですよ、あれ。アルち…いや!大丈夫!まだ大丈夫!…な、はず…と、言えるうちに本当になんとかせねば。

などといいながらも先週末は知人に誘われて飲みに出かけてしまっているので真剣味に欠けると思われるのは仕方ない。しかし知らないお店に誘ってもらったので好奇心もあおられるというものである。

連れて行ってもらったお店は阿佐ヶ谷のバー。知人の旧友が営んでいるお店とのことで、メキシカン?なのかどうかわからないけれど、そのような雰囲気のあるお店だったと個人的には感じた。

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サボテンの写真とかあるからメキシコなんじゃないかという乱暴な印象だけれど、テキーラとかも豊富においてあったので遠くはないのだろうということで。あとメキシカンスカルとかもあった。

テキーラ初心者ということでおすすめを一杯飲み、そのあとにちょっとよいテキーラというのも出してもらった。

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アネホ的なことを言っていたような気がする。姉歯に似ているなと思ったのでたぶんあっているだろう。

下の写真はオリーブの中に生ハムが詰まっていてそれをフライにしたもの。初めて食べる食べ物だったけどとても美味だった。

テキーラも、テキーラではないものを飲んでいるようで美味しかった。まるで熟成されたウイスキーのようとでもいうのか。テキーラを飲んでテキーラっぽくない味がして良いという褒め方ははたしてテキーラアイデンティティを貶めることにはならないのだろうか。

考えてもみれば焼酎でも同じ現象を体験したことがある。百年の孤独という焼酎を飲んだ時に洋酒のようでうまいなーと思ったのだ。

またひょっこり顔を出すウイスキー。他人の領域に踏み込んで縄張り意識を見せつけてくるのだ。アルコールの中でもかなり幅をきかせているのに他人の領域にまで入り込んでアピールしないでもいいじゃないか、君は君のテリトリーでやりたまえよと思わないでもないが、なんだかんだでウイスキーが最も好きなお酒であるので慣れない土地で出会うと嬉しいものでもある。もしかしたら僕のこと心配で顔を出してくれているんじゃないか。過保護なお方だ。でもそんなところが良いところでもある。兄貴肌だな、ウイスキーは。

件のバーでもテキーラを飲んだあとに結局ウイスキーを飲んだ。ちょっと顔見せされたらまんまとついて行ってしまった格好である。テキーラからすれば寝取られたような状態ではないのか、これは。テキーラから尻軽と軽蔑されてもおかしくない。

そんなアルコールとの語らいを経て、まんまと酔っ払い帰宅。でもこのときは意外と記憶はあったので最近の中では上出来だ。それでも次の日はいつもどおりだった。ボーダーラインがわからない。

 

よし、ひとつ指針を示してみようと思う。

今日は透析の日でクリニックによる採血があったのだけど、その検査結果が水曜にでる。

その結果(肝臓の数値)如何でお酒に対する向き合い方を大幅に変えていこうと思う。

言っちゃったなあという感じではある。でもまあそのくらいしないと、ということだ。

 

結果は次回の記事で!