普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

夏の終わりがはじまった

夏だ、としか言いようがないくらいに突然夏がきた。しかも8月に入った途端に。そのうえ梅雨まで明けたときている。すごいめりはり。

単純に喜ばしい。梅雨明けは危ういのでは、などとささやかれていただけに、嬉しい裏切られ方であった。天気予報もこんなにぱっきり晴れるという予報はでていなかったからな。

今まで不足していた日光を浴びたくて仕方ないという気持ちを抑えきれなかったのでこの土日は久々に日中散歩に出かけることにした。

先週からずっとサブウェイを食べたいと思っているのだけど、なんだかんだで食べられていないので食べに行こうと家を飛び出した。

結果、お腹に入ったのはお寿司であった。目当てのサブウェイが臨時休業だかなんだかで利用できなかったので何か代案を、と考えた末の判断のお寿司。

僕は迷うとすぐ回転寿司で済ませようとする傾向がある。回転寿司って最高のファーストフードだと思うのだ。食べる量もかなりのところまで微調整できる。その気になればちょっとした揚げ物だってオーダーできる。

素晴らしくないですか。二日酔いの身体にも優しい仕様のオーダーシステムだ。お腹は空いているけどあまり食べられないかもしれないと入店して3皿くらい食べて即お会計とか結構ある。でも6貫食べてると考えれば僕からしてみたらまあまあな量なのだけれど。

寿司を食べ終え、歩いて小一時間ほどの距離を黙々と行軍し、家に着く頃にはなんだかやたら疲れていた。日光を浴びるというのは疲れるものである。でもそれがまた心地よい。

 

そして日曜日。やはり、もはや夏であることは疑いようのない気候、天気。短い夏を堪能しなくてはと外に出る計画を立てた。夏に対していやしさすら見せていると自分でも思う。夏に対してがっついているのである。中学生男子の性に対するがっつきように匹敵するかもしれない。それくらいに夏とお近づきになりたい。そして離れたくない。

たぎる思いを放出させた先、本日は喫茶店だ。

界隈では有名な大山のピノキオという喫茶店を目的地とした。ホットケーキが有名な店で、以前にも1度だけ訪れたことがある。あれは透析を始める直前くらいのことだったなと懐かしみながら店舗に到着。すると満席との由。コロナの影響で席数を絞って営業しているためとのことなので仕方ない。でもここまできて帰るのもいやなので素直に待った。

そして出てきた待望のホットケーキはこちら。

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バターがずり落ちるさましか撮れなかったという壊滅的にタイミングの悪い写真ではあるけれど、ホットケーキは美味しかったです。

 

ピノキオ自体も良かったのだけど、移動もなんだか心を躍らせるものがあった。

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なんだか帰省先の光景みたいじゃないですか。全然中板なんだけど。よい雰囲気であると個人的には気に入っている。

 

パンケーキを堪能し、妻と夕飯の相談をしていたらエルビスサンドというエルビスプレスリーが好んで食べた、好みすぎて死因の一因となったとすら言われているサンドイッチを作ってくれるというの依頼することにした。

挟まってる具としてはベーコン、ピーナツバター、バナナ、ブルーベリージャムといったカロリーの権化のようなものが使われる。こういうのってのは躊躇しちゃあいけないんだぜ。もりもりと挟むのがおそらく流儀だ。

どんなもんかのうと楽しみにしていたところにサーブされたエルビスサンド

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想像よりもずっとさっぱりと食べられた。もしかしてまだ挟み込む具材の量に迷いがあったのだろうか。でも美味しいのでまた作ってもらいたいなと思った次第です。こういうの家で作るのって楽しいですよね。

 

その後は日曜の夜らしくまったりし、国際ポテトセンターという物があるということを知りたまげたりしながら過ごした。