なんの日なのかは把握していないのだけど、連休なのである。今調べたら海の日とスポーツの日であった。祝日の中でも若手だ。
連休とはいえここ最近のこの状況。フラフラと遠方に出かけるのもはばかられる。個人的にはもうわりとどうでもよいというか、厳重な注意をはらいながらであればそんなに迂闊なことにはならないだろうとふんでいるのだけど、訪問先で東京ものだと知れたときのことを考えると近所で飲んだくれておくのが平穏な過ごし方となるだろう。残りの人生水車に磔にされて蕎麦粉ひかされるのはごめん被りたい。
世間ではGo Toキャンペーンが話題だ。僕は今回のこの政策、おもしろみを感じてしまっていて、愛着すらわいてきた。
どうしても今回の連休に合わせてスタートしたかったけど、その矢先に感染者の増加。それでも言っちゃったからもうやる!と強行しようとしたらさらに感染者数が増加。
そうなったら要綱をを変更。東京発着NG、東京都民NGと、ここらまではちょっとまだ理解のできる範疇ではあったし、感染させること、することを真面目に考えているひとであればそもそもたぶんこの連休旅行という選択肢はないだろう。当然僕もキャンペーンを使ってどこかにいこうという考えは持っていなかった。
なんだか怒っているひとがいたけど旅行行く気満々だったんだろうか。そういうひとこそ注意してもらいたいところである。水車に磔られて蕎麦粉ひきたい勢なら仕方ないかもしれないけれど。
東京は除外、致し方なしと落ち着いた頃に発されたのが若者、老人の団体は対象外の一報であった。これにはぐっときた。
Me.I.So.Uしてる⭐︎
しかも基準もガバガバ。出たとこ勝負感満載の発表である。これについてもそこそこ盛り上がりをみせ、次はなにを繰り出してくるのかなと思っていたところ、今までとは少し毛色の違う発表がなされた。
今回のキャンペーンを使って予約が入っていたものがキャンセルとなった場合、「政府が」補償するというもの。
あらお優しい、と旅行業界関係者は思いますわな、実際助かるだろうし。でもね、「政府が」使えるお金って年貢ですよ、税金ですよ。
そこから補償しますから!キリッ
とまあなかなか落語に出てくる要領の悪い丁稚みたいな発言である。あとはお金の使い方が消費者金融のクレジットカードの借入可能残高を自分の口座だと勘違いしてしまってお金を湯水のように使う現象に似ているような気がする。
そもそも補償しなきゃいけなくなった事の発端を考えたらそりゃそうだ、意外の感想は出てこないだろう。
ここまでの経緯を追っていると次の展開が楽しみで愛おしい。この連休全裸待機で続報待ちだな。
と、まあそれはそれとしてなのだけど、どうせ巨額の資金を使うのならば、新たなレジャー、設備などの開発へソースを注ぎ込んでみるというのもよいのではないかと思う。Google earthをVRで体験したものよりさらにリアリティを感じられるもの、食べてないのに香りなどが調合されそんな気分になれるマシン。
僕が考えると陳腐になってしまうけれど、今までの産業を再興させようばかりではなく、時代に合わせた新規のレジャー、行楽スタイルがあってもよいと思うのだ。
もしかして宇宙?宇宙開発?ウイルスだって空気がなければ死んでしまうのでは。月の裏側に特大レジャースポットでもつくってもらおうJAXAに。そういうの考えてるひと、ひとりくらいいるんじゃないかな。
あ、全然関係ないんですが今日職場の駐車場の車乗せるところのロゴを見たらIHIって刻印されているのをIHと空目して、でっかいIHヒーターだなーとうかつにも思ってしまったことをご報告いたします。