普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

出社=サラリーマンぽさ

今日は久々の出社であった。3週間ぶりとなる。GWを間に挟んでいたとはいえ、これだけの期間会社に行かなかったのは初めてだ。その間も在宅で仕事はしていたわけだけれど。仕事に行って帰ってきて、という日々にトピックスなどあるわけなく、淡々と過ぎていく毎日と感じていたが、まさか出社そのものがトピックスになる日がくるとは。

出社うんぬんの前に電車に乗るのも3週間ぶりで、要はきちんと外出するのが久々ということだ。状況が状況とはいえ、地味に驚く。

最近はずっと家で仕事をしていて久々の職場だったものだから、今まで感じなかったことに気付いたりもする。職場、仕事をするために設けられている場所なだけあって、とても仕事をするのに向いているのだ。アホみたいな感想だけど、素直にそう思った。

それと、在宅時はなにかとデータのみでやりとりすることが多く、紙で出力をしない。それを職場ですることによってまた新たな働き方というか、方向性が見えそうな気がした。

捺印についてもそうだ。今まで捺印、回付していた書類も在宅時は例外的に捺印なしでの対応としている。それで問題ない運用ならこれから先も別に捺印なしでよいのでは。というか捺印の意味ってなんなんだ、メールなどでデータ送信しているんだから誰が、いつ、誰にその書類を送ったかログが残っているわけで「見ましたよ」くらいの捺印なら意味ないのではないかと思うのだ。

色々と半ば強制的に変化を求められているタイミングなのだけど、僕は少しそういう状況を楽しんでいたりもする。伝染病の流行そのものは由々しき問題ではあるけれど、世間、ひいては人類そのもののスタイルがごっそり変化していくのを見て、体験できるなんてそうある話ではないだろう。生活に困窮するような事態に遭遇していないからこんなこと言えるだけかもしれないけれど、楽しめる部分は楽しんでいったほうが人生お得だ。

お得といえば今日会社のトイレで用足した際、自宅よりもトイレットペーパーを多めに使っていることに気付き、小物っぽいなと反省する。でもこれもお得といえばお得だ。肛門のよごれよりも損得勘定だ。得をするのならば喜んで肛門をよごす。そんな男だ、おれという人間は。

とか言ってると本当にいつも肛門よごれてるひとだと思われてしまうかもしれない。ちゃんと拭いてます。めっちゃ拭いてます。明日からまたしばらく在宅ワーカーなので肛門はめっちゃ拭きつつ仕事は適宜こなしていきたい。

 

僕という人間を知っているひとからすると意外かもしれないけれど、仕事とプライベートはオン、オフはっきりしておきたいタイプであると在宅勤務を開始して気付いた。見られてないから怠けてやろうとかそういうのはどうも好きではないらしい。

その部分に関しては先輩がひどかった。最近はさすがにそんなことないのかもしれないけれど、在宅対応になったばかりのころ、業務時間中に酒を飲みべろべろ、挙句業務時間中にオンライン飲みに誘ってくるという暴挙に踏み切ったりしていた。めりはりなさすぎてちょっと引いた。元々そういうタイプのひとであればそんなに気にならない行動ではあるのだけど、普段はわりと小心者よりのキャラなのにバレないだろうという前提でサボり倒しているのがなんとなく生理的に受け付けない。

先輩の話だけでなく、世の中全体として今回のような世間が揺れ動く事態に直面すると人間性が露わになるものである。コロナが人類のアップデートのきっかけなんて話も聞いたりするけれど、そういう側面は多分にあるのかもしれない。

 

なんだか久々に真面目な日記書いたな。後半愚痴になってしまったし。次回は存分にふざけ倒したい所存です。