普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

今の日常だって連綿と続く一部ではある

在宅勤務がはじまって、自分でも驚くほど外に出ていない。そしてそうなるとなんのトピックスもない。家で仕事してご飯食べてお酒を飲んで寝る。これが全て家の中で完結しているわけだ。オールインワンだ。考えようによっては完璧ではないか。

仕事いきたくねー、がないのである。仕事そのものよりは通勤が思っていたより心に負荷を与えていたことが浮き彫りになった。在宅勤務、これを機に定着するといいな。

考えてもみればバンド活動をしていた時代、在宅勤務に憧れていた。それはただ単純に働きたくない気持ちが強かったので今とは意味が違うのだけど、まさかこういった形で自宅で仕事をする日がくるとは夢にも思わなんだ。あの頃の働きたくなさといったらすごかったなと今振り返るとつい視線が遠くなる。

バンドが生活の中心だったのでそれ以外のことはとにかくついでくらいにしか考えてなかったのだ。結果的にそこまでやり込んだからこそ潮時というものを自分で感じ取ることが出来たのかもしれない。

今は仕事が中心ということはさすがにないけれど、それなりのやりがいをもってそれなりの時間を費やしている。しかし苦ではない。今日も在宅とはいえやれることはやろうとそれなりに精を出してえんやこらさの案件をこなしていたのだけど、お馴染みの先輩と定年派遣のおじさんから頻繁に茶々がはいった。おじさんはまあ色々経験してきたから言葉に含蓄もあると感じられたが、先輩に関してはなんだかちょっとあまりそういうこと言える立場でもないのでは…と、密かに思ったので散々会社や世間をくさしていたけどそれについては触れなかった。

学生時代の勉強するなんてだせーことすんなよーというマイルドに非行に走ってる方々の意見のようだった。あまり気にしてないのでやることをやるだけだ。

たぶん2人とも自宅にいることが多くなって鬱憤がたまっているんだろうな。おじさんはそれでも何かと楽しみを見つけてあれこれやっているようだけど、先輩はそれがないから余計にくさくさした気持ちになるのだろう。

あまり情報に強い方でもなさそうなのでこういうときの過ごし方というのも進んで調べている様子もないし。たぶん酒量も増えている。こういうのが積み重なると鬱を発症するのだろうか。

僕は基本的に豆腐メンタル、しかもおぼろ豆腐くらいの耐久度なのだけど、こと病気関連に関しては不感症に近いものがある。戻す前の凍み豆腐くらいの強度はある。これがいいのか悪いのかは現時点ではわからないけれど、家にいることが増えたことに関してほぼストレスがない。ランチもテイクアウトで普段食べないような近所のお店のものを味わえるし、非日常を満喫している。家なら量を調整しながら食べることができるのも僕にとっては都合がよい。

そのぶん本当に動かないので太るなこれはという危機感はわきおこってきた。昨日の歩数なんて600とかだもの。赤子が初めて歩いた日でももうちょっと歩くんじゃないかという数字だ。

いずれにせよこの状況、普段していたことが出来なくなったというよりも、普段できないことができるという方向に気持ちのウエイトをもっていくと少しは気の持ちようも変わるのかなと感じている。

これ、なんだか意識高い発言みたいじゃないですか。ついにそのフェーズがくるのか、おれ。

現金支給でMacBook Airでもかうか。