自分でも困ったことに、どう考えても地雷だろみたいなものを好きになる傾向がある。
もっとわかりやすくて安全なものを好きになっていればどれほど心の安らぎを保っていけるかと思うのだけど、リスキーなものを選んでしまうのだ。
つい最近、passcodeというアイドルグループの存在を知った。アイドルはアイドルなのだけど、音楽の内容としてはひと昔前で言うところのピコリーモとかそんな感じのもので、Fear, and Loathing in Las Vegasなどが近いかなと感じる。
そのpasscode、他の激しめの音楽に属するアイドルと一線を画す要素として、メンバーの女の子がシャウトをするのだ。しかも結構な全力シャウト。見た目は可愛らしく、とてもそんな声出しそうに見えない。そのギャップに萌えた。
そうしてpasscodeを好きになって、そのメンバー、今田夢菜さんというらしいのだけど、今田さんいいなーと思い、彼女がインタビューを受けているネット記事を読んだ。
そうしたら一人称が「今田」だった。
わかる人間にはわかる。これは結構手強いタイプの女の人だ。有り体に言ってしまえば地雷タイプだ。というよりもそうであって欲しいとすら思ってしまっている。
小柄で可愛らしい見た目、その見た目とかけ離れたシャウト。そして一人称が苗字。数え役満案件であるとふんだ。
そんな地雷なら喜んで踏みたい。もはや僕のことを踏んでくれ。
こういうひとのことすぐ好きになってしまうんだよな。この気持ちはなんなんだろう。
今田さんの場合はまあ知り合うことはないだろうからよいのだけど、身近にこういうひとがいて、よく接するひとだったりしたらもう危ない。絶対大変な思いするだろうに気になってしょうがなくなってしまって仲良くなろうとするだろう。
アイドルという手の届かない範囲のひとでよかった。
それにしても気になるのが彼女がどういう経緯で現在のポジションを務めているのかということだ。元々エクストリームミュージックが好きでシャウトが出来るから今のポジションなのか、あくまでもあとからの要素として習得したものなのか。これ前者だったらさらに僕のツボだ。もう僕のこと蹴り上げてくれて結構だ。
なんかもう正常なというか、一般的な価値観もっている女性とかよいと思えないんじゃないかと不安になってしまう。別に性的な意味でいうとつまらんというくらいにノーマルなのどけど、こいうった人間的な部分はくさやくらいに好き嫌いがわかれるタイプが好きだ。
今田さんのことくさやとか言うなって話ですけども。
これはもう今までの人生で培われたものなのだろうな。でも考えようによっては需要と供給のバランスってのはこうして保たれるわけで、僕のような人間でもサイクルの一部になれているのかもしれない。
地雷踏んで爆死ってパターンも悪くないのかもしれない。
あ、ちなみにpasscodeでオススメの曲はrayという曲です。
CDを久々に買ったのだけどカップリングの曲の今田さんのシャウト、めちゃめちゃ汚くて最高だった。