普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

ジアタマ

地頭という言葉がある。なんとなくの理解でいたのだけど、きちんと調べてみたら勉学の出来る出来ないということではなく、論理的な考え方ができるとか、頭の回転が早いとかそんな意味らしい。概ね思っていた通りだった。

地頭がよいひとというのはやっぱりいるもので、そういうひとには憧れる。

専門卒が最終学歴というところによるただのコンプレックスなのかもしれないけれど、僕はあんまり学歴というものはあてにしていなくて、世に言う一流大学の出身だと言われてもそれだけ聞いただけではまずは「へー」くらいのリアクションしかできない。

というよりも、それを自分のパーソナリティの重要な部分と考えているひととはあんまり反りが合わないかもしれない。いい大人になってそういうひとがいたら僕以外でも苦手意識をもつかもしれないけれども。

僕の周りにもちょこちょこと高学歴のひとはいるのだけど、仲良くなってから高学歴であることを知ることがほとんどだった。まあ、見合いじゃあるまいし、初対面で学歴聞くなんてことないか。

 

地頭のよいひとが必ずしも勉強が出来るということではないというのはそういうこともあるだろうなと思うのだけど、そういったひとというのは勉強を特に自分のなかで必要と感じなかったからそこまで勉強に労力を割かなかっただけなのではないかと感じる。

頭の回転とか要領はよいのだから、興味をもってやればちょいちょいっと平均以上の学力はついてしまいそうだ。

僕の中での地頭のよいひとというのはなんだかそういうイメージだ。そして飄々としていてほしい。性格は全然地頭関係ないけど。

 

そんなことを書いていて頭の中にももわもわーっと浮かんできたのはFF12バルフレアだ。確かに好きだけれど。賢そうでもあるけれど。そこに辿り着いたのがなんだか腑に落ちない。

あれこれ言っておいて落ち着いた先がゲームキャラなの?というなんとなくの賢さの低そうな感じが納得出来ないのだろうか。

でもなあ、バルフレアはカッコいいんだよな。RPGのキャラで銃を使うというのもなんだかよかったし。生い立ちなども。

などとやはり僕には地頭のよさというのは程遠いわけで、これからそう変わるものでもないからのんべんだらりと生きていくのも悪くなかろうという方向で。