普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

ぬる燗くらいの情熱

どれほどぶりかわからないくらいに自宅でしっかりと楽曲を録音しはじめた。

最後にやっていたバンドの曲をリアレンジといったことでやりはじめているので完全なる新曲というわけにはいかないのだけど、それでもこの久々の作業、やはり楽しい。

楽しいと思えるようにまでなってきた、というのが正しいかもしれない。

ただ、ギターが弾けない。自分で考えたフレーズなのに弾けないのだ。

元々プレイの精度は低めではあったけれど、拍車がかかってしまった。そのあたりはまぐれ当たりを期待しながら録音し、あとは技術の進歩に頼りに頼りまくってごまかしていく所存だ。

ライブをする前提だとしたらそんなナメた真似できるか!となるところだけれど、完全なる自己満のための録音なのでなんでもありだ。プライドやポリシーなど犬に食わせとけばよい。いや、犬に申し訳ないのできちんと捨てる。火曜日に捨てる。

そして出来上がったあかつきには人生はじめてのネットにアップということをしよう。

今までなんだかそういうことって出来てなかったのだけど、今回はいけそう。

そう、特になんの責任もないから。

基本的にあんまり宅録のことわかってないので色々調べながらやっているのだけど、オーディオインターフェイスが変わるとなんかいいよって話だったので安いけど悪くないというふれこみのオーディオインターフェイスを衝動買いに近い状態で買ってしまった。

 

昔なら考えられない。なぜなら金がなかったから。バンドって本当に時間とお金が溶けていっていたなあと。もちろん、ただただ溶かしていたわけでなく、それによるプラスの出来事もあったわけだけれど。

 

それにしても不思議なのが、宅録のアプリケーションの動作環境だ。

うちにはデスクトップとノートパソコンと両方あって、ノートパソコンのほうがスペックはよいはずなのだけど、ノートパソコンのほうは絶望的にきちんと動作しない。

オーディオインターフェイスでどうにかなるものなのかどうかはわからないが、とりあえずは期待だ。たぶん変わらないのだろうけど。

 

こういった楽しみがあるというのは非常に有意義だ。

完全新曲もねらっていこうと思う。珍しく前向きだ。