連休も半分くらい過ぎ、時代も平成から令和に変わった。
特に何か変わるわけでもないのだけど、なんだかむずむずする感じはある。
平成最後の日は行きつけの飲み屋の常連さんたちと酒蔵および温泉にいってきた。
普段日本酒はそんなに飲まないのだけど、ああいいった場所というのは行くだけで楽しいものだ。
ただ、日本酒を何種類か飲んでみたけど、おおざっぱな違いしかわからなかった。残念な舌ではあるが、楽しむためにいったのだからそれはそれでよいかと思うことにする。
温泉については当初宿泊施設の日帰り温泉を利用するつもりでいたのだけど、利用時間に間に合わず予定変更してスーパー銭湯的なところにいった。
スーパー銭湯はアミューズメント感が強くてまた好きなので満足だった。
どうにも水風呂に入れない。無理するものでないんだろうけど、はいれるようになってみたい。なんだかそのほうが通っぽいからという理由だけで。
遠出から戻り、いつもの居酒屋へ。
平成最後という理由で久々に見る顔などもおり、会話を楽しんだ。
妻も一緒だったので、普段よりは酒の量をセーブできたのではないかと思う。
「平成最後」という響きも食傷気味ではあったけど、なんだかんだと便利な言葉なので乱用してしまった。
結局令和カウントダウンを終え、帰るころには結構へべれけだった。でもかえってからまた飲んでしまった。これがいつも余計なんだなと思いつつ、そのときにはもう冷静な判断が下せていないのが困る。
しかも、基本的にはあまり顔に出るタイプではないので、ぎりぎりになるまで周りから気にされない様子でもあるようだ。
翌日。
案の定二日酔いで目が覚める。やってしまったなあなどと思いつつ、妻が実家に帰る予定があったので、なんとか起きて見送った。
こういうときは早くご飯を食べて胃に何か入れないといつまでたっても回復してこないというのはさすがに学んでいるのでそばを茹でて少量食べた。
そして、せっかく一人なのと時間があるのだから、と久々に作曲でも使用と思い準備をし、ギターを弾いた。久しぶりにまとまった時間ギターを弾いたような気がする。
久々過ぎたのか妙に疲れてしまって横になってたら眠ってしまい、起きたら透析の時間間近になってしまっていた。
やっぱり休日の透析というのは煩わしい。
とはいえ、行かないわけにもいかないので透析へ。ちょうど雨も降り始めていた。
クリニックの職員会う人会う人に「声へんじゃない?飲みすぎ?」と言われる。
思い当たるところしかないのだけど、素直に伝えても面倒なことになりそうなのでいやー、いつも通りだとおもいますけどねぇ、ととりあえず言っておいた。半笑いで。
連休明けたら肝臓の検査をしに行こう。安心してお酒を飲みたいので。
透析も終わり、まだ降る雨に辟易しながら松屋へ向かった。
妻が実家のほうでステーキの宮を食べたと聞き、なんだかとても肉っぽいものが食べたいと思い、透析中から今日は松屋のハンバーグだ!と心に決めていたのだ。
かえってハンバーグを食べ、おいしいとは感じつつも、かなりの塩気に全部食べることを遠慮し、翌朝に残すことにした。
今日は酒を飲むまいと決めていたので、なんだか手持ちぶさたで何をすることなく時間を過ごしてしまった。誰か呼んでくれないかなーと時間を過ごしていてもそういう空気もなさそうだったので、とっとと寝る準備をし、あとはいつ寝るかというタイミングで飲み屋の店主から誘いがあった。
なぜだ。なぜ今なんだと思いつつ、なんだかよくわからない断り方をしてしまった。
また誘ってくれるとよいのだけど。
ベッドにはいったものの、なかなか寝付けず、漫画を読んでいたのだけど、あまりにも眠くなってこないので、とりあえず目をつぶってみたところ、眠れていた。まあこんなものだよな、と翌朝思うのであった。
そして本日。寝てればいいのになんだか早く目が覚めてしまったので仕方なしに行動を始める。朝ごはんは結局昨日の夜残してしまった松屋のハンバーグをたいらげた。やはりしょっぱい。松屋ってなんだか肉体労働者の好きそうな味をしているなと常々感じているのだけど、やっぱり狙ってそうしているところというのはあるのだろうか。
ごはんも食べ終わって、昼間だということで多少音を鳴らしてもよかろうということで、作曲を再びはじめてみる。
昨日ギターを弾いているときから感じてはいたのだけど、激しい音楽を生み出したいと思ってギターを触っているのに、なぜマイルドなフレーズしか出てこない。どうした、そんなんじゃないだろうおれ。とばかりにギターをいじりつづけたところ、やっと少し満足いくものが出てきはじめた。
この調子で仕上げられたらよいのだけど、あまりに久々過ぎて宅録の色々を忘れてしまってその手順が思い出せるかどうか不安だ。
でもまだ午前中だし、なんとかしたい。
ゆっくりと午前が過ぎるのはよいことだとつくづく思う。