普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

男性とは

二日酔いで目が覚めた。

昨日会社の先輩と飲みに行き、やめればいいのに帰ってからまた飲んでしまったのだ。

飲んでいるときは楽しくてまったく問題ない気持ちでいるのだけど、寝て起きてみると楽しい部分だけがごっそり抜け落ちて酩酊感だけが残っている。

同じ事を繰り返しているのでそうなるとわかってはいるはずなのにやめられない。

そこも込みで醍醐味と思うことにしよう。

 

昨日の飲み。先輩が誘ってくれて、なにやら相談があるということだったのでなにかと思ってどきどきしながら聞いたら、内容はともかくとても男性的な話であった。

その話の流れ上、僕ならどうするか、というような話になったのだけど、先輩のように男性的な判断にはならないという答えをだした。

先輩からは真面目だよね、真面目っていうか女性的考えだよねと言われた。

確かにそういった部分はあると思う。

自分でも女々しいというか、男性的なたくましい発想が足りないと感じる部分はある。

ただ、あまり男性的考えという部分に憧れを感じたことはないので問題はない。

それでも好きなひとへのアプローチというのはかなり激しいほうだと思う。これは男性的とか女性的とか関係ないか。

 

中学から高校の時期、身内に女性しかいないような環境で育ったからというのもあるかもしれない。身内の女性が集まっては井戸端会議みたいなことをしているのも苦にならず、むしろ楽しんでいたので素養はあったのだろう。

 

自分が女性だったらどんな人生だっだろうかと考えることがたまにある。

たぶん、それなりに男性の気を引くことが得意なタイプになっていそうな気がする。

そしてダメな男にひっかかり、それを自覚しつつもやっぱり好きだからしょうがないとか思ったりしながら過ごすのだ。

容易に想像できる。もしかしたらパラレルワールドでは女性の僕がいるかもしれない。

その女性の僕はやはり男性だったらどんな人生だっただろうかと考えるのだ。

もしかしたらその僕は男性的な考えだよね、などと周囲のひとから言われているかもしれない。

 

と、ここまでいうとなんだか性が安定していないような気がしてくるのだけど、どうなのか。みんな一度はこんなことを考えるのではないかと個人的には思っているのだけど。

 

そのうち先輩にでも聞いてみようと思う。