普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

学生のときにSpotifyに出会っていたら時間を無限に溶かしていただろう

今さらながらSpotifyの存在に驚愕している。知っているアーティストを検索してお手軽に音楽を楽しめるくらいの感覚で使っていたが、真の醍醐味はプレイリストなどでまったく知らない音楽にいくらでも出会えることであることに気づいた。これ、学生時代にあっ…

2億センチと球と直線

マキシマムザホルモンの新曲のタイトルが「刃渡り2億センチ」らしい。たぶんこのブログを書いている時点では歌詞は解禁されていて、曲は発表されていないと思うのでどういう曲なのかは知らないのだけど、なにしろそのタイトルである。 刃渡り2億センチ。めち…

なりたくない、なれることもないと思っていた自分になっている

連休初日、見事に何もしなかった。そもそも起床が脅威的に遅かったうえに透析をしなければいけないというのが主な理由となるだろう。 なぜ起きるのが遅かったかといえば昨日定年派遣おじさん、先輩と飲みにいったことによる。酒量はそこまででもなかったと思…

毎年1回年齢デバフくらうようになってきました

またひとつ歳をとってしまった。年齢的に中途半端なのであまり感慨というものはないのだけど、「歳をとって”しまった”」と言っているあたり、あまりポジティブにとらえてないのかもしれないな。自分のことながら曖昧だ。 以前であれば確実に飲みに出かけてい…

うに豆腐という刺客

食に関してはわりと攻めの姿勢で向き合うように心がけている。世の中自分の知らない食べ物がやまほどあり、その味を知ることがないまま人生を終えてしまうのはあまりにもったいない。ちょこちょこ顔を出す僕の中の貧乏根性のひとつであると言えるだろう。 あ…

タイパ重視VS作品の情緒

タイムパフォーマンスという考え方があるらしい。略してタイパ。あるらしいというか昔から考えそのものがあったとは思うのだけど、最近になってわかりやすく取り沙汰されるようになったというほうが正しいような気がする。それはやはり動画の視聴が生活に組…

妻からの唐突バターナッツかぼちゃ(ポタージュ編)

ある日、妻が仕事から帰宅すると同時に僕に見慣れない物体を渡してきた。 ひょ…ひょうたんですか…? ひょうたんのような形をしたこの物体、バターナッツかぼちゃだそうである。渡されて開口一番 「スープを作ってたもれ」 いや、嘘。たもれとか言ってない。…

カフェという言葉に対して斜にかまえてしまう

今日はそこそこ暑い日であったけど、最近は暑さもすっかり落ち着いてきた。夏も終わるのだなとセンチメンタルな気持ちにすらなっている。ちなみに去年の今の時期の自分の記事を確認したところ、9月に入った瞬間夏が終わったことを嘆いていた。それに比べると…

お酒を飲まない楽しみというものを見出しはじめた

ただのルーチンのように飲酒をしているが、それなりに日々の晩酌は楽しんでいる。しかし飲まない楽しみを見つけてしまった。 お酒を飲まなかった次の日、おそろしく食事がはかどるのだ。 て、あれ?そのお顔はいまさら何言ってんの的なお顔ですか。お酒を飲…

500年生きて無為な時を過ごしたい

あー、500年くらい生きてえ。そんで無為な時間を過ごしまくりたい。 スマホにメモがあった。最近深酒すると記憶が曖昧になるので酔ったときの思いをメモしている。冒頭の一文はそれということだ。残してどうしようかと思ったのかは謎だが、そう思ったのは覚…

半生を共にしたボウルとお別れ

物を捨てるのがとにかく下手だ。明確に捨てる理由が見当たらないとなかなか思い切って捨てることができない。片付けができないタイプの人間であるというのは自覚している。そんな自分の中で山が動いた。 おボウル 見ての通り、ボウルである。しかしただのボ…

2代目寅さん討論会

男はつらいよシリーズといえば言わずと知れた国民的映画である。渥美清演じる寅さんが様々な人物と触れ合い、その人間模様に泣いたり笑ったりする物語である。作品数も相当なもので正確には知らないけれど、50作品くらいあるようだ。 ドラマの話数だとしても…