普遍と平熱

かつてけっこう本気バンドをやっていて、途中で透析が始まったひとの平熱くらいの温度感の話

些細な分岐でがっぽりリターン

大型連休、始動である。今年のGWは連休のなか日を休みとすることで最大10連休となる。僕もその甘美な響きに屈しそうになり、10連とすることをギリギリまで悩んだが、10日もまるまる会社休んだら脳みそ溶け出して味噌汁でもできちゃうんじゃないかなという危機感をおぼえ、すんでのところで1日だけ在宅勤務をいれることとした。かろうじて社会とのつながりを保つことで脳を保護するのだ。(の割には今日社給のスマホが鳴ったが出なかった)

全然想像する必要がないのだけど、脳みそ溶けて味噌汁ができてしまった場合、やはり両鼻の穴からじょぼーって注がれることになるんだろうか。マンガ喫茶とかにあるマルコメの味噌汁サーバーみたく。あれ好きなんだよな。憧れの存在になるというのもまた一興だったかもしれない。

しかしまだ人生を味噌汁の提供のみに捧げるにはいささか尚早かと思われるのでGW前半戦は人間として過ごした。

が、雨。雨ですよ。気温も上がらない。きちんとしてくれたの土曜だけじゃないか。最近地球パイセンいじわるじゃない?よくないお友達の影とかない?なんだかただの天気の悪い週末って感じになってしまった。別に用事を入れているわけでもなく、可処分時間はほぼゲームと酒に溶かしているような人間に文句を言う権利などないのだが。

ただ、その中でも唯一天気が安定していた土曜に地元の行きつけの飲み屋に行って常連客と色々話せたのは有意義な時間であった。そして、そこでの会話のながれで特になんの予定も決めていなかったGWの予定がバンバン埋まったのも素晴らしい。ああ、前って結構こんな感じだったよなと、コロナ前に一瞬でも戻れたようで少し嬉しい。

ちなみに土曜は六曜でいうところの友引だったらしく、お誘いしてもらったりなんだりというのもその影響があっとのではとふだんろくすっぽそういう類のものを信じていない僕も「これが友引パワー…!」と都合よくおののいた。

しかもこの日、ゲームに時間を費やし過ぎてお店に行くタイミングを逸し気味でもう家飲みでよいかなと迷っていたのだ。それをお店に行ったことによって予定が埋まった。人生こういった些細な選択の結果で楽しめるかそうでないかが変わってくるのだろうな。それを考えると「迷ったときは動け!」のスタンスで行くのが僕にとっては向いているのかもしれない。これまでの人生振り返ってみてもわりとそういうことって多かった気がするし。ひとの縁って大事。

いずれにせよ予定の埋まったGW。次回はその活動報告でもしていこうかと思いまふ。

なんか写真でもと思うも特にふさわしい写真もないのでほんの少しフライングのこの時期っぽい写真と思わせて実は別にそうでもない写真をあげておきます。

f:id:takian2000:20220502174906j:image

 

 

浅草はよい。良いけど夜の浅草のほうがもっと良いでしょう。

今週のお題「好きな街」とのことで、まず真っ先に思い浮かぶのは高円寺、阿佐ヶ谷エリアなのだけど、前回の記事でディスりに近い愛情表現をしてしまったため別の街への思いをしたためようと思う。それでははりきって参ります!

 

好きな街、それは浅草。頻繁に訪れることはないけれど、来るたびに思い出となる街。

上京前から存在はもちろん知っている程の知名度でありながら、斜に構えた20代前半は「有名な観光地」というだけでお出かけ先から除外していた。

20代中盤くらいになり、知りもしないのに浅草のことをどうこう言うのもよくないじゃないかと当時一緒のマンションに住んでいた友人たちと訪れたのが最初の訪問。大方の予想通りきっちり浅草という街を楽しみ、ええところやないけと僕と浅草の関係は正常なものとなった。

その後、何度か訪れているが、だいたいが酒がらみである。あるときはホッピー通りで飲みたいと昼から赴きしつこく飲んだ。ちなみにそのとき屋台のアイスキャンディー売りからアイスを買った女子(後の妻)と友人は深刻な胃腸炎に苛まれた。うーん、メモリアル。

その後も浅草といえば、観光+飲みは必ず1セット。むしろ比重としては飲みのほうがウエイトを占めていく。

そして最終的に直近の出来事としては飲みに行く予定として場所がたまたま浅草だったというところまできている。それが昨日の話だ。出社をしており、透析もないうえに次の日は休み。飲みに行かない理由がない。当初は職場近くの焼肉屋を所望していたのだけど、メンバーのたっての希望で浅草のお好み焼き屋が推されたため、せっかくなのでと乗ることにした。

仕事を終え、久しぶりに訪れる浅草。近くでスカイツリーを見るのも久々で、見るとやはりそれなりにテンションがあがる。

f:id:takian2000:20220429170130j:image

すこし早く着き過ぎたので適当な焼き鳥屋で時間を潰したりするだけでなんかもう風情みたいなことになってくるのも浅草のなせる技かもしれない。

f:id:takian2000:20220429170253j:image

ほどよく時間調整し、お好み焼き屋にイン。メンバーが推すお店だけあってお好み焼きがきちんとおいしい。そして、当然もんじゃも食べる。もちろんおいしい。でも食べるたびにきったねー食べ物だなと思いながらおいしいと思えているという二律背反的食べ物であることに関心する。

ほら、きったいないでしょ。

f:id:takian2000:20220429170636j:image

でもおいしいんですよねー。

ひととおりお腹もふくれ、お酒にも満足したところでお店を出ることになるのだけど、メンバーのひとりからせっかくなので浅草寺へ参拝していきますかとの提案があった。断る理由もないのでずるりと応諾し、夜の参道をのそのそと向かった。この時間が良かったりする。

f:id:takian2000:20220429170918j:image

このひと気のない仲見世通りなんかとてもよい。今はどうなのかわからないけれど、コロナ前なんかは雷門から浅草寺に向かって気円斬放ったら新記録出ちゃいそうだったものな。

建物もライトアップされていて神秘的で荘厳な雰囲気が醸し出されているのがよい。

f:id:takian2000:20220429171213j:image

f:id:takian2000:20220429171223j:image

きちんと参拝し、おみくじを引いておじさん数人でキャッキャとやっている姿はまあある意味微笑ましくもあり、見るに堪え難いものであったりするのかもしれない。でも本人たちはそれなりに楽しんでいるのでもしどこかでそんな光景を見ることがあったら生暖かい気持ちと視線で見守っていただければ幸いです。

最近は夜の浅草に舞い降りて、観光のついでに飲むから飲んだついでに観光(というか観光地を散歩)にシフトしているのが味わい深い。一連のそういった行為からたどり着いたのが「ただ浅草が好き」、ではなく「夜の浅草が好き」ということになってきたかもしれない。

浅草って完全に観光地としてしかみてない部分はあるのだけど、少し歩けばひとの生活の気配というのはあたりまえのようにあるわけで、その境界というのが興味深いし、他の街と大きく異なるものであると思っている。そこが「好き」と言える部分なのだろう。

今後も浅草の新しい一面に気づいていくことで人生を豊かにしよう。

それでもなんだかんだで愛すべき街

民度という言葉がある。ざっくりいうと人民の生活程度ということだが、僕の住む地域近隣はその民度がピンキリである。当然問題はキリのほうの人民なわけで、街なかでその荒廃したライフスタイルを見かけることもしばしば。

代表的なものは駅前広場での外飲みだ。外で飲むだけなら別にいいかなと思うのだけど、その年齢層がやけに高い。そしてそのほとんどのひとから発せられる声は大きいので音声としてキャッチできるが、内容が理解できない。言語は日本語であることはわかるのだけど、泥酔してたり謎論法だったりで僕の頭では処理できないのだ。齢40を過ぎたのにまだまだ功夫がたりないことで申し訳ねえ。でもその駅前おじさんたちはそのなにかを超越したコミュニケーションでゲハゲハ笑っているので一応成り立っているものと思われる。

これだけでもまあまあな状況なのだけど、このサンオツたち、ゴミそのままにしてくんだわ。その感覚が本当に1ミリも理解ができない。夜は狂宴を繰り広げ、そこで発生した廃棄物に関しては放置。これを民度が低いと言わずになんというのか。しかもそれをほぼ毎日やっていると思われる。どんな生活してるんだ、あのひとたち。

跋扈しているという表現のほうが適しているのではないかという駅前おじさんたちだが、現れ始めたのはここ2年くらいであるように思う。コロナ禍以降、飲食店の時短営業により居場所を追われた居酒屋難民だったのかと思われたのだが、飲食店が通常営業しはじめた最近になっても古巣には戻って行かない。どうした駅おじたち。帰る居酒屋をなくしてしまったのか。出禁説もやんわり浮上はしているけれど。今後もウォッチしていこうと思う。

それが駅前の有様。他の場所でだって安定の民度の低さを見せつけてくる。

今日は在宅勤務で、日曜くらいから今日はラーメンを食べに行くんだ!とお店まで決め打ちしていた。いつも悩んで泣きそうになっているお昼ご飯選びなどどこへやら、非常に速やかに、なんなら規定の昼休みよりもちょっと早いくらいの時間には家を出てラーメン屋に向かった。

そのラーメン屋はぼちぼち人気店らしく、行くタイミング次第では行列も出来るらしい。思えば以前同様にお昼休みにきたとき、時間が少し遅めにきたら何人かの列ができていたものな。しかし今日は前のめりに行動しただけあって並ぶことなく入店。いや、正確には僕の前に3人組のお客さんがいて、券売機で券を買うのにやたら時間をかけていたときに少し待った。注文くらいさっと決めておくれよとちょいとマウントとりかけた頃に僕の番となる。そしたらこれね、券売機の操作がめちゃくちゃわかりづらく、僕もまごまごしながら券を買うことになってしまった。すまんかった、現場作業員だと思われる御三方。

ラーメンを待つ間、やはりそこそこ人気なのかひとがひっきりなしにやってくる。カウンターのみのお店はすぐに席がうまる。右隣にはマイルドヤンキーみのある男女。そして左にもマイルドヤンキーみのある男女。マイルドヤンキー名産地である。そしてやってくるラーメン。

f:id:takian2000:20220427203335j:image

特に左の男女、注文の時にラーメンと餃子とビールを頼んでおり

「先に餃子とビールを出してもらってラーメン出して欲しくなったら声かけます」

と、言い放った。いやね、餃子だってビールだってメニューにあるんだから頼むの当然よいと思うわけです。その提供の順番へのこだわりもわからないでもない。でもそれ、混む店のランチタイムでやることか?と。ハートどんな強度してんだ。もしくはひとの心を失くしてしまった何者かか。

特に注意を受けるでもなく対応されていたので僕がそう思ってしまうだけでこのお店ではよくあることなのかなと思いながらもラーメンを食べすすめていたところ、店員さんが「もうラーメンお作りしますか?」と繰り出した。声をかけられる前に。あ、やっぱ回転落としてるこのマイヤン(マイルドヤンキー)に早く食事済ませてほしいのかなと思わせる行動だ。

たぶん、いわゆる空気が読める、ひとの心がわかる人間であればその流れでラーメンをオーダーするのだろうが、マイヤン男は違った。

「え、まだビール飲むしこっちから言うから」

おいー、すげえなマイヤン、実家か。実家の晩酌か。なんならちょっと不機嫌になってたもんな。その後も漏れ聞こえてくる話の中には「マスクなんかしてちゃダメだよー」と、ひとのマスクを無理やり取ったなどという話題もあり、マスクの是非云々ではなく、行動として問題ありすぎる。たぶん反マスクとかそんなタイプのひとなんだろうけど、なぜあっちのひとって自分側に寄せようとするんだろうな。したくなければ勝手にマスクをしなければよい。もうなんか民度以前の話になっちゃったな。

そんな話を聞きつつ、思うところもありながらラーメンを完食し店を出てその後は仕事に戻った。のだけど、なんか全然のらなくてぐっぐだの仕事をしてしまった。バチがあたったのか連休前に面倒ごとをねじ込まれそうだ。そんな話はまた今度。

 

 

英語ネイティブスピーカーになったらFugaziやらLOCUSTの歌詞なんかも理解できてくるんだろうか

もしも英語が使えたら、というテーマを見てまっさきに思ったのが、ベタながらも洋楽を聴くときの歌詞の捉え方がまったく変わるのだろうなということだ。

10代のころから今まで聞いてきた音楽の7割程度は洋楽だったと思う。そしてその7割のうちその中のさらに9割くらいは和訳すら読んでいない。洋楽を聴き始めの頃、ジャーマンメタル界(たぶん今ジャーマンメタルって言わないだろうけど)の雄、HELLOWEENの音楽のかっこよさに打ち震え、和訳まで確認したところ、めちゃくちゃどうでもよいことを歌っていたので洋楽ってそんなものなのかな…と心をスッと閉ざしてしまったのだ。なんならちょっと品がなかった。全ての作品がそうではないのは今ならわかるけど、なにぶん子どもの考えることですから。

そのうち歌詞そのものにあまり興味を持たなくなり、メロディを音としてしか聞かなくなった。でも、英語が理解できるのならば英語→日本語の流れで言葉を理解する必要もなく、言葉としてすんなり受け止めることができると思うのだ。その場合もう第一言語ばりに英語が理解できているというのが前提となるとは思うけれども。

いろいろ洋楽を聞いていてわかったことなのだけど、洋楽の中でもメタル、その中でもメロスピメロディックスピードメタル)と言われるものは歌詞については随一のダサさを誇る。ダサいと言ってしまうのもなんだけれども、勇者がドラゴンを倒しに行くとか、魔法の鏡がどうとか、鎮魂歌がどうとかわりと中世ファンタジー要素強めだったりするのでよほど相性が良いひとでないとなかなかキツい。たぶん詳しいひとは今あげたワードで僕がどのあたりのバンドのこと言っているのかわかると思う。それをダイレクトに言語として脳に響かせるとまた印象が違うのだろうけどこれに関してはあまりよい影響ではないような気がするな。

同じ激しく無茶しがちな音楽であるハードコアについてはどうか。全然界隈に興味がないひとからすると意外かもしれないが、ハードコアのほうが哲学だったり社会に対してメッセージ性の強い歌詞であったりするものが多く、そういったものは脳内で英語→日本語変換が行われないでダイレクトに響いてきてくれたほうが心が揺さぶられそうだ。そもそもパッと聞いただけですぐに変換できない単語が格段に多くなる。たぶん、パンクと一緒くたになってしまって反社気味にイキってる歌詞のように思われてそうだが結構高邁なことを言ってたりする。心意気のジャンルですからな、ハードコアって。英語ではないけど、歌詞の内容や活動スタイルからから泉谷しげるが実はハードコアなのではと言われる所以である。

世の中には本当にエクストリームミュージックが溢れており、アンチクライストガチ勢がなぜかメタルという畑で活動していたりする。教会に火を放ってしまったりするタイプの。そういうバンドもやはり歌詞は英語だ。しっかり確認したことはないが、血とか内臓とか串刺しとかそういうのが歌詞に盛り込まれているのだろう。それがきちんと聞き取れるのは興味深いかもしれない。

僕の場合に限って言えば、英語をマスターしたのちに家にある洋楽音源をひたすら聴きまくったらこれからの人生観が変わる可能性すらある。そういった意味でも「もしも英語が使えたら」というシチュエーションはなかなかアツいものがあるかもしれない。

 

最後に単純な疑問としてなのだけど、英語話者になるということがこれほど特殊技能的に語られるのって日本以外では世界でもそんなに多くないのではないだろうか。まったく調べてないので感覚で言っているだけなのだけど。だとしたらやはりまだまだ学んでいくべきことなのだなと思ったりする次第です。

日の当たる日陰者

少し飲み過ぎてしまい結構ふらふらしながら出社。昨日は本当に暖かくてというかもうむしろちょっと暑いくらいでそれがよかった。

毎日何かを考えながら過ごしているはずなのに、1日が終わってみると何を考えていたのか思い出せない。それは何も考えてないなと一緒ということにはならないだろうかとすこし不安になる。

出社はしていたものの、最近前ほどオフィスにひともいないので職場のひととの絡みが少ない。そうなると必然的に口数も少なくなってくるわけで、思考が先細ってくる。

仕事はもうそこそこでいいやと惰性でこなし、透析クリニックにインし、透析を始めるとともにものっすごい眠気に襲われる。襲われたっていうかもうあれはニュアンスでいうと襲撃だった。なす術がなさ過ぎたもの。

ぶつくさ言っていても結局は眠りこけてしまったというだけで、透析時のルーティンとしてあるブログ更新もできなかったということになりますです。

明けて土曜。今日も天気が良すぎる。最近土日の起床時間遅すぎ問題があり、今日こそは早く起きようと思うも微妙な失敗。遅すぎではないが決して早くない時間に起き出して朝ごはんを探るために冷蔵庫を開けるとたぶん先週末買ったレタスときゅうりがくたびれた姿で発見された。引導を渡してくれと両野菜に哀願されているような気がしたので朝からレタスときゅうりをもりもり食べることにした。あまりに虫の餌っぽいので豚汁も一緒に。しかしあれは居酒屋なんかだったらグリーンサラダとかって言われているものだったりするのかな。

ぎりぎり虫寄りの朝ごはんを食べ、なんだかんだと出来ていなかったゲームの続きをプレイしていたところ、妻から蕎麦屋を探せとの指令がくだる。どうやら見ていた動画の影響でお蕎麦が食べたくなったらしい。近所にも安定感のある蕎麦屋はあるのだが、せっかくの休日なので行ったことのないお店に行こうと提案。

好きでよく行く喫茶店の近くにいつかは行こうと思っていたお蕎麦屋さんがあったのを思い出し、のらりくらりと歩いて訪れ今に至る。

都心にありながら落ち着いた店内で居心地がよい。

f:id:takian2000:20220423150332j:image

f:id:takian2000:20220423150530j:image

f:id:takian2000:20220423150540j:image

たぶん今までに頼んだことのないごま汁にチャレンジし、お蕎麦はいいなーとのんびりした時間を過ごすことに成功した。良き週末だ。

ちなみにスイーツはチョコと小豆のテリーヌというもので、一般的なスイーツというものとは違うなと思わされる味わいであった。妻はちょっとしょんぼりしてたということでその味をご想像いただければ幸いです。あ、でも僕個人としてははずれではないも思ったんだけどな。

 

さて、空はまだ明るい。残りの休日どうしたものか。くれぐれも酒に飲まれないようにというのだけは気をつけよう。

 

ちなみに、実は昨日もお昼ご飯お蕎麦でしたっていうのは内緒にしとこうと思ってたのについ言ってしまいました。

 

 

お給料体系とか、もうライセンス制にしちゃえばいいんじゃない

正直なところ、最近仕事が暇である。部内の考え方が変わったことにより僕が所属しているシマで処理しなければならない案件が減ったというのが理由だ。

しかし、暇だということを悟られてはならない。余計な仕事を押し付けられるのもごめん被りたいが、なにより「きみ、いらないのでは…?」などと思われたら目も当てられない。生き残りをかけてなにかできそうなことを見つけていこうと少しだけ頑張ることにしてみている。自分でも意外だけど。

それにしても、忙しいときよりも暇なときのほうが仕事でミスをしそうでドキドキする。時間があるので雑念たっぷりに仕事をしているため、ひとつひとつの行動がスカスカなような気がするのだ。そんなもん自分で気をつけたまえよという話であるのだけれど。

昨日の出社時もミスだけはしないようにとお昼ご飯のことだけを考えて仕事に精を出しそうな出さなそうな絶妙なテンションでやり過ごそうとしたのだが、同じシマのひとが急なお休みとなったため、その対応に追われることとなった。

別に暇だし、代打が嫌だということもないのだけど、この方、休みのたびにこういう感じなのである。しかも仕事がちょいとバーン!って感じだから助っ人として馳せ参じるといったん何と戦ってよいのかを見失いがちだ。だけどお給料は僕よりたんまりもらってるんだよな、たぶん。それでやる気が削がれるというほどそねみ人間ではないが、お給料体系ってもうちょっと見直されるべきなのではないかなとは思う。

例えば、「出来ること=お金」というシステム。基本給があって各種手当とかではなく、もう業務内容それぞれ「これがやれたら幾ら」くらいにばっさりといくのだ。いわゆるライセンス的なものを取得することで給料をバンバン上げることが可能なわけである。そしたら結構頑張っちゃうなあ。出来ることが増えても年数と立場だけでお給料もらってるひとより全然お給料が低いという状況は改善されるだろうから。

あげく、同系統のライセンスが揃ったら称号なんかもらえてしまったり。もちろんそこでお賃金はプラス。とかまでいくとゲーム脳すぎるけど、僕にとっては張り合いが出そうな給料体系ではある。当然スキルを取得できない人間はお給料ほぼもらえないのだけど、そりゃ仕事になってないのだからもらえなくて当然であると言える。

でも救済措置はある。キーボードのタイピングの速さ、正確さ、書類の封筒への封入スピード、その後のさばき等の庶務系スキル、加えて重い書類を書庫へ運ぶなど、ちいさなスキルの積み重ねで慎ましやかに暮らす分くらいにらお賃金もらえるはずである。稼ごうと思ったら基幹システムをバンバン使いこなし、直接お金につながる仕事をマスターしていくのだ。

などと考えてはみたものの、このシステムの土台というか、ライセンス、スキル一覧、そのマスターのための条件などの設定がものすごく大変そうだ。それこそその設計をするとしたらゲームのシステム作っていくくらいの感覚が必要そう。でもちょっと楽しそうだからそういうことやろうってひといたら僕も呼んでください。一緒に考えます。

 

冒頭で暇だって言ったのを考えると本当にこんなん導入されたらジリ貧になっちゃうかもしんない。

やっぱりお昼ご飯のことだけ考えてやる気があるような、ないようなテンションで仕事してこ。

写真は最近ハマり始めたパスタ屋さんの普段なら絶対食べないシリーズ、ヤリイカと明太子のクリームソースレモン風味みたいなパスタ。

f:id:takian2000:20220420175756j:image

ここのパスタ何食べても大抵美味いので冒険しやすい!おすすめ!店名まではちょっとアレなんですけども秋葉あたりにあるので探してみるのもよいかもしれぬです。

具なしラーメンは素っ裸のようなもん。

最近冷凍ラーメンの自販機をよく見るような気がする。有名店のとんこつラーメン等を売り出しているもの、街中華チェーン、福しんのもの、このあいだはリンガーハットの自販機もみた。

急に立て続けに見るようになったように思うのだけど、技術の躍進でもあったのだろうか。いずれにせよラーメン好きな僕としては手軽に冷凍ラーメンが手に入るのは嬉しい。

その中でも福しんの自販機。

f:id:takian2000:20220418200949j:image

これのラーメンなのだけど、なんと4食で400円だ。しかも味噌と醤油2食ずつ。安すぎる。これはよいと浮かれて即購入した。

食べるタイミングを見計らって、在宅勤務のお昼ご飯として食べることとした。面倒だったので特に具材を用意することなく、いわゆる素ラーメンも素ラーメン、かけそば以下の状態で出来上がったのがこちら。

f:id:takian2000:20220418201535j:image

悲しすぎる食べ物が出来上がってしまった。セブンイレブンでも冷凍ラーメンが売っているのだけど、あれは値段はもう少ししたと思うけど、具材付きだ。まったく具の乗っていないかラーメンがここまで悲しくうつるとは。

ちなみにリンガーハットの自販機はこれなのだけど、

f:id:takian2000:20220418201939j:image

ラーメンひとつとっても価格帯が全く異なる。でもやはり具ありのようだ。僕のものぐさで生み出してしまった悲しい具なしの福しんラーメンもこのリンガーハットとの差額分くらい具を用意してやれば…

そんなことになってしまったのがしばらく前。具はえらいということに気づいたので今日の在宅勤務時に再び福しんラーメンを食べようと思ったときには面倒でもなんでもなにかしら乗せよう重い腰を上げた。

f:id:takian2000:20220418202329j:image

こういうことじゃなかったかな…

ネギ乗せただけだし。これでやっとかけラーメンといえるくらいの見た目にはなったとは思うけど。みすぼらしい思いばっかさせて申し訳ねえ。お前さんにゃもっと良い思いさせてやっからな!なんだかんだで4食入りの福しんラーメンも残弾数は1発最後の最後に華をもたせてやろうと思う。そのときはたくさんおめかしするんやで。

ちなみに味はというと、見た目の悲しさに反してちゃんとおいしかった。実はあまり福しんでラーメンを食べたことがないのだけど、たぶんそんなに遜色ないんじゃないだろうか。冷凍ラーメンに一定の信頼をおいておられる皆様の期待を裏切るようなことはない。ネイキッドな状態でも勝負はできるレベルだ。そうだな、これは福しんラーメンの全裸だったということだな。そりゃ服くらい着せてやらにゃいかんです。

いずれにせよ、おめかし福しんちゃんを後日披露したいと思います!

 

なんだか今日は天気も悪いし月曜だしでいまいち何を書いて良いのかわからなくて福しんラーメンをこすりまくるエントリーとなってしまった。

みなさんもラーメン冷凍自販機をお見かけの際には購入のうえおめかし(立派な具乗せ)させてやったうえでお召し上がりくださいな。